一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和2年1月20日~29日
20日(月)
21日(火)
新年 岐阜経済講演会
22日(水)
23日(木)
24日(金)
25日(土)
26日(日)
27日(月)
28日(火)
29日(水)

経済講演会を開催【愛知支部】

活動報告
令和元年12月10日
  • 事務局長
鈴木 輝彦

令和元年11月13日(水)17:40~19:10、名古屋銀行協会2F201号室にて、講師に麗澤大学大学院特任教授・前学長の中山 理氏を講師にお迎えし、参加者数95名にて経済講演会を開催しました。

演題『これからの企業の永続と「幸せ」(well-being)の経営』

講演要旨

① 企業と「主観的」幸福感(well-being)

廣池千九郎のwell-being論は、人生のプライオリテイ―をどこにおけば幸せになるのか?

「天爵を修めて人爵これに従う」

  • 天爵=天から与えられた爵位で品性・人格・真の学問・知識を持つと幸せが長続きする。
  • 人爵=人から与えられた爵位で名誉・利益・社会的地位・事業の成功で幸せが長続しない。
  • モノ・金・地位(有形資産・地位財)という外発的動機よりは、品性完成(無形資産・非地位財)によるwell-being(幸福感)の実現という内発的動機こそが人を永続的に動かす原動力=大きな目的(天爵)を持つ事で、大きな目的と目先の目標を一致させること。

② 企業の永続

  • 企業長寿の秘訣は、家制度+伝統(顧客第一主義「三方善し」本業重視・堅実経営・品質本位・製法の維持・従業員重視・品性資本・企業理念の維持・革新(顧客ニーズへの対応・時代の半歩先を行く・販売チャネルを時代に合わせる・ITの活用・新規事業の確立は本業の縮減を前提・家訓の解釈を時代にあわせる。

③ 企業家の皆様に確認しておきたいこと

  • 会社は誰のために有るのか?
    営者と社員の「縦」のつながりだけでなく、人と人、社員と顧客の「横」のつながりも重要である。
  • 会社はなぜあるのか?
    他人が見ていなくとも真面目に仕事をしなければならない。中央アジアのウズベキスタンにあるナヴォイ劇場が大地震でも倒壊しなかった。第二次世界大戦後、捕虜になっていた日本兵が建設した劇場で、手を抜かないで建設し称えられている。

<データ>

世界では、モラロジーが提唱している、道徳と経済についての関心度が強くなっている。

企業は、起業してから10年で30%廃業。30年後50%が廃業している。

創業200年以上の企業は日本が1位、2位がドイツ、3位がフランスである。

企業が繁栄して謳歌するのは何年ぐらいか?というと、1983年の統計では30年、現在は18年である。

AIとIoTの時代に入り、今後10~20年の間に人間の仕事の50%ぐらいはロボットに変わっている。

2011年に小学校に入ったこどもが大学を卒業するころには65%の人が、今迄に無い仕事についている。

幸福になる為のカギは、私たちの日々の意図的な行動による。Give and giveである事。

コラム

気力を高めて道経一体経営の推進を

日本道経会の会員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。 昨年は年号が令和となり新天皇が即位され、祝賀ムードで年を終わりました。 一方自然環境の変化で豪雨による水害が多発し、各地に甚大な被害をもたらしました。各地域における早い復興を心より願うばかりであります。 一方経済に目を向けると、米中の貿易問題が深刻感を深めております。日本の経済運営、外交運営が非常に難しい時代に入ったように思います。 今年はオリンピック・パラリンピック開催の年、5年先には...続きを読む