一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和6年5月1日~10日
1日(水)
2日(木)
3日(金)
4日(土)
5日(日)
6日(月)
7日(火)
8日(水)
9日(木)
10日(金)

滋賀支部 3月例会

活動報告
令和6年4月17日
  • 事務局長
塚田 耕司

令和6年3月12日(火)にクサツエストピアホテルにて、公益財団法人モラロジー道徳教育財団 企業センター長 永冶達彦氏を講師にお迎えして、「道経一体経営に基づくファミリービジネス経営と事業継承」をテーマにご講演いただきました。

「真の富」については、澁澤栄一氏の「論語と算盤は、余が商売上の基礎を論語の上に置く信念である」という教えと廣池千九郎博士の「利を射らずして、富を致す術を行う。無形の徳を生ず」という教えが共通していること。

道徳一体の経営が、「人づくり」という目的を確立して業績を向上させ、結果として致富の経営(儲かる経営)を実現するためのプロセスとサイクルは、

  1. 企業経営の究極的な目的は「人づくり」
  2. 企業の究極的目標は「永続」
  3. 累代で致富の経営を実現し、末広がりに持続発展にあること。

「ファミリービジネス(同族企業)の最大の強みは、同族企業であること。しかし、その最大の弱みも同族企業であることに原因がある」ということ。

また、「伝統なき企業団体はみな「紛擾(ふんじょう。もめごと、ゴタゴタ)」を極めている」「伝統を護る人が伝統に護られる」など、ファミリービジネスの要諦をレジュメにもとづき分かり易くご指導いただきました。

滋賀支部の令和5年度の最終例会に公私ご多忙の中、ご出講いただきました永冶達彦講師に深く感謝申し上げ、報告とさせていただきます。

コラム

道経一体経営の取り組み

東京支部代表幹事の鹿倉弘之と申します。かれこれ、8年ほど前でしょうか?日本道経会の先生から東京支部の幹事向けにこのようなメールがありました。 「何度も繰り返して本部の道経一体経営講座を受講する企業は、とくに社員同行で受講する企業は「例外なく」、しかも「急速に」業績向上が実現します。(中略)念のために書きますが、ときどき思いついた頃に受講する企業がとくに良くなる傾向は見当たりません。繰り返し受講する企業、それも幹部社員同行で受講する企業だけの話です。2,3年に一回程度では...続きを読む