令和3年７月の道経一体経営講座から互敬塾自主企画・運営ゼミではＳＤＧｓを学ぶ事をおおきなテーマとして、おこなってまいりました。

令和4年7月8日（金）に開催されたゼミは濱口武互敬塾副塾長の開会の挨拶からはじまり、パッションジャパン株式会社 エグゼクティブパートナーでSDGs・ESGコンサルタントの藤倉克己氏に７５分間の基調講演をしていただきました。

藤倉氏はパタゴニア日本ビジネス創業社長時のご経験を踏まえ、パタゴニアの創業者のイヴォン・シュイナードの哲学をお話していただきました。

現代の目まぐるしい変化を超えて強くなるビジネスについてのお話が印象的でした。

1. 敵がいないビジネス
2. 安心したいが為の皆と一緒のビジネスをしない
3. 組織が強い
4. 伝統の底力
5. 発想と精神力
6. ミッションステートメント（行動指針）

の重要性です。

また、その後、パッションジャパン株式会社 COO 三枝理枝子氏にファシリテート役をしていただきまして、参加者からの事前アンケートからの藤倉氏への質問やその場からの質疑応答の時間がおよそ８０分間ございました。

三枝氏は参加者の立場や質疑内容を的確にくみ取っていただいた上でディスカッションを進めてくださいましたので、質問した人以外でも藤倉氏からの回答を容易に理解する事ができました。

ちなみに藤倉氏のパタゴニアの入社試験はサーフィンだったそうです。

最後に日本道経会生田泰宏副会長に総括をいただき、閉会いたしました。

開催にあたり、登壇いただきました講師の藤倉氏、三枝氏はもちろんですが、企業センターの皆様、日本道経会の皆様、互敬塾の皆さま、多くの皆様のおかげで無事に終わる事ができました。感謝申し上げます。

ＳＤＧｓは我々人類が生き残る為に達成すべき課題でありますので、今後も自分事と捉え、精進してまいります。

：藤倉 克己【プロフィール】パッションジャパン エグゼクティブパートナー/SDGs・ESG コンサルタント パタゴニア米国本社に入社し、パタゴニア日本ビジネス創業社長。