一般社団法人 日本道経会

活動報告(互敬塾)

千葉互敬塾 例会

活動報告(互敬塾)
令和6年05月20日
  • 千葉互敬塾 支部長
小林 忠祐

日 時:令和6年4月12日(金) 19時~
場 所:パレット柏(柏市) ルームB
講演者:日本道経会 本部事務局長 関根 光夫氏
テーマ:「日本道経会と互敬塾~モラロジーとは~」
参加者:例会12名(塾生11名 一般1名)

4月例会では日本道経会 本部事務局長 関根光夫氏にご登壇頂きテーマ「日本道経会と互敬塾~モラロジーとは」についてお話頂きました。千葉互敬塾では今期より活動を共にする新塾生が多く、本例会を企画しました。前半ではモラロジーについて、生涯学習センターの講習で使用するテキストやニューモラルなどの冊子を使用して読み解いていきました。日本道経会での説明では道経一体思想は「品性資本の経営」、「三方よしの経営」、そして「人づくりの経営」という3つの柱が重要であり企業を永続的に発展させるものであること、そして日本道経会はそれを学び実践していく組織であると教えて頂きました。また、設立の経緯や730を超える現在の会員企業の加入状況、運営方法についても詳しく知ることができました。

互敬塾については日本道経会と同じく道経一体思想を学ぶ50歳以下の若手リーダーの組織であること、全国に支部を持ち約450名の塾生で支部活動を行っている等などの情報を共有頂き組織の全体像を把握することができました。後半では関根講師自らの体験を通してモラロジー・道経一体の思想がどのように人生に影響を与えたかお話頂きました。関根講師は18歳の時にお父上の経営されるクリーニング店に入社、その後27歳で分社、経営者になられています。離職が多く、社員が定着しない状況に苦しみますが、モラロジーの学びにより生産性重視の考えから自らの見方を変え社員の考えを尊重し改善に成功されています。また、工場移転に際しても最後は家主様との長年の関係性を鑑み、感謝の心で前向きに事業を進める決断をしております。我々互敬塾生も先達に学び、より良い共生社会を実現すべく日々努力していきます。