年頭のご挨拶
- 一般社団法人日本道経会 会長
- 生田産機工業株式会社 代表取締役
日本道経会の会員の皆様、令和7年新年あけましておめでとうございます。
皆さんにはどのような振り返りの1年だったでしょうか?
令和6年新年での鮮明な記憶は1月1日に発生した最大震度7の能登半島地震でした。
更なる大雨洪水による追い打ちで、いまだ復旧途上のニュースが流れ懸命な被災者のお姿を知ると、こみ上げる思いが溢れるのは私だけではないでしょう。
せめてのことと、会社の神棚へのお祈りと設置した募金箱へわずかながら支援をさせていただいています。
さて私の振り返りは、去る年も「いつも通り」そして「今在ることに感謝」でした。
社業においても、家の内においても、日本国においても、世界においても。
「思わぬことが起こる・残念な結果に終わる・悲しい涙が溢れる・理不尽さを思い知る・人生の儚い命を思い知る・今日の悲劇から明日が希望の日になるように」というふうに。
と同時に「努力が報われる瞬間が訪れる・人の成長に喜ぶ・思わぬ幸運に恵まれる・九死に一生を得る・新たな生命の誕生を祝い祈り捧げる」というふうにして、大小深浅さまざまに悲喜こもごもの出来事と出会いが毎年必ず起こっています。
人の気持ちがコロコロ変わるように、身の回りに起こることも、遠く離れたところで起こることも、直接間接的に影響を受け、自身の意思や願いにかかわらず、常に翻弄され続ける人生だとも感じます。
だからこそ、普遍の価値観である「三方よし・道経一体」を共に学び行動する仲間があって心からよかったと思います。今年も変わらず、おかげ様で。感謝の1年にしたいと思います。
本年も会員の皆様と共に「共感・行動・仲間」をテーマに、社会に必要とされなくてはならない「三方よし実践企業」が集まる日本道経会を目指して参りたいと思います。
最後に、会員の皆様の企業の繁栄、個人の健康にご祈念申し上げますとともに日本道経会に対しましてより一層のご協力とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。