福井支部 経営セミナー
- 代表幹事
福井支部主催の経営セミナーが、10月20日(日)の13時30分より、福井商工会議所の地下コンベンションホールにて盛大に開催されました。コロナ禍が落ち着き、久々に一般向けに広く参加者を募る機会ができ、結果的に200名を超える方々が集まる大盛況のセミナーとなりました。今回のセミナーは、経営と社会貢献に関する内容と、日米文化の違いに焦点を当てた2部構成で行われ、参加者一同、終始熱心に耳を傾ける様子が印象的でした。
第1部の講演では、日本道経会の副会長であり、広島県の㈱八天堂の代表でもある森光孝雅社長を講師に迎え、「三方よしの経営」と題した講演が90分間にわたり行われました。森光社長は、事業を通して社会にどのように貢献し、また使命感を持ってより良い未来を築くことが企業にとっていかに重要であるかを力強く語られました。特に、会社が「応援してもらえる存在」であることが成功に繋がると強調され、社員や関係者、地域社会とともに成長していく姿勢が企業経営に不可欠であるとのお話が印象的でした。「巻き込む力」や「能力の差より想いの差が大事」というメッセージが、経営の根幹としての心構えを示唆しており、参加者一同が真剣に考えさせられる貴重な時間でした。森光社長が企業経営において何を大切にし、どのような理念を持って取り組んでいるかを学び、多くの経営者が深い共感を覚えた様子でした。
続く第2部では、ふくいブランド大使を務める人気漫才コンビ、パックンとマックンによる講演「日米のお金に対する考え方」が行われました。プロの漫才師である彼らの登場とともに会場の雰囲気は一気に和やかになり、笑いが絶えない90分となりました。お金に対する考え方や価値観について、日本とアメリカがどれほど異なるかをユーモラスに解説し、具体的な事例を交えてわかりやすく比較してくれたため、観客の理解も深まりました。笑いながら学べる内容に、参加者も楽しみながら多くの学びを得ている様子で、講演終了後には「違いを知ることで視野が広がった」「楽しく学べた」といった声が多数寄せられました。
この経営セミナーは、参加者からも「とても良い内容だった」「大いに刺激を受けた」と好評で、福井支部にとっても大変意義のあるセミナーになりました。