奈良支部 経済講演会
活動報告
令和6年11月18日
- 事務局長
令和6年9月6日(金)ホテル日航良にて日本道経会奈良支部主催・奈良商工会議所、奈良新聞社のご後援のもと、世界1周を9回、南極越冬を2回経験した旅の料理人 篠原洋一氏をお迎えし参加者40名のもと経済講演会をしていただきました。
南極地域観測隊は1991年~、2009年~、2回調理隊員として参加する。まず昭和基地越冬の28人1年分の約2400万円の調達をする。今はFD(フリーズドライ)食品でバランスのとれた食事のおかげで、精神が安定し、事故が少なくなる。
約30人の狭い空間の10か月において、コミニュケーションポイントは
- 262の法則(全体の2割は「優秀」、6割は「平均的」、2割は「貢献度の低い」)で構成されている。262を懐に落とし込み心肝とする。
- アンガーマネジメントする、極限の地では寛容性、許容性を持ち、思いやり、褒める事と褒められる事。嫌いな人は必ずいるし、無理につきあわなくてもいい。絶対に一人を追い詰めない事が肝心。
一番の任務は無事に帰ること、無事とは「死なない」、「怪我をしない」、「メンタルがやられない」3拍子の事である。
南極という極限でのコミュニケーションの大切さを実感しました。
講演の後の懇親会は講師と共に和気藹々と楽しく語り合いました。