一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和6年9月17日~26日
17日(火)
18日(水)
19日(木)
20日(金)
21日(土)
22日(日)
23日(月)
24日(火)
25日(水)
26日(木)

奈良支部・道経一体経営セミナー

活動報告
令和6年8月20日
  • 事務局
上田 豊彦

令和6年7月12日(金)14:00から18:10まで、道経一体経営セミナーが橿原神宮養正殿にて、参加者67名で開催されました。

講義は、第1章「道経一体と品性資本の経営」と第3章「ひとづくりの経営」を大賀道明講師が担当され、第2章「顧客づくり・モノづくりと致富の経営」と第4章「歴史づくりの経営」を福田靖久講師が担当されました。

大賀講師は、岡山市と倉敷市でタクシー・介護・派遣事業を展開されておられ、今回のセミナーでは、お父様からタクシー事業を引き継いでからの苦労と現在の状況を中心にお話しいただき、特に「どこに行っても通用する社員を育てる」ことを中心にしていること、相手の気持ちがわかる社員づくりが組織品性につながり、社徳となり、顧客満足につながる。売上追求、規模拡大だけではだめで、人との良い縁を作ることが大事であるとお話しいただきました。

福田講師は、東大阪市で粉末調味料の製造販売を展開されておられます。お父様から事業を引き継がれたときは会社をどう存続させていくかと悩まれましたが、少ロットで販売する戦略をとり、お客様のニーズに応え、喜んでいただく、安心していただくことを第一に経営されています。

また、お父様はモラロジーの精神で道経一体の経営をされ、自分はその恩恵を受けていることに感謝していることや社員が新入社員をケガさせたことで、社員を守ることができなかったことに大いに反省された体験を話され、その経験から一番困る者が一番反省しなければならないことに気づき、困った時が変わるチャンスであると話されました。そして、次の世代を育てることにより自分の徳を積むことができ、次の世代に伝えることができる。徳を積むことができれば必要な時に必要な分だけ与えられるとお話しいただきました。

今回のセミナーでは、人づくりは自分づくりであると改めて感じることができました。セミナーの後は懇親会に移り、楽しい時間を過ごすことができました。感謝。

コラム

日本道経会 理事を拝命して

去る5月28日(火)、日本道経会25周年記念全国通常総会が京都の地で開催されました。総会終了後には堀場製作所CEOの記念講演その後の、全国の支部の皆様方から大抽選会に数多くのご提供品をご協力いただいた懇親会は、祇園甲部の芸舞妓の皆様の艶やかな舞いや、西村実行委員長の束ねるオール京都のメンバー渾身の企画によるフィナーレで幕を閉じ盛会のうちに終了することが出来ました。ご協力いただいた全国の支部の方々をはじめ、関係各位には心からお礼を申し上げます。主管支部として大きな達成感を味わう...続きを読む