一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和6年10月18日~27日
18日(金)
19日(土)
20日(日)
21日(月)
22日(火)
23日(水)
24日(木)
25日(金)
26日(土)
27日(日)

神奈川支部 9月例会・経済講演会

活動報告
令和6年10月17日
  • 組織増強部会 部会長
荒木 洋兒

2024年9月13日(金)18時より、ホテル・ザ・ノット・ヨコハマにて神奈川支部9月例会(経済講演会)が開催されました。神奈川支部、互敬塾、また、他支部からのご参加も頂き、総勢37名の参加で開会しました。

経済講演会の講師は麗澤大学 経営学部 学部長である近藤明人教授をお招きして、テーマは【ファミリービジネスの永続を目指して】―中小企業の強みと可能性―と題して、ファミリービジネスの特徴、強み、衰退のメカニズム、成長、戦略を90分に渡りご講演頂き最後には企業の繁栄と永続を目指すとの内容で締めくくりをして頂きました。

道経一体思想を学ぶにあたり、多くのモラロジー企業はファミリービジネス(同族経営)が多く非常に興味深いテーマでありながら、日本での研究が遅れているとの背景があるとのことでした。

講演の冒頭で近藤学部長から、ファミリービジネス論で重要なことは、伝統(受け継がれた価値観、文化、慣習の継承)、革新(既存の製品やプロセスの改良)、変革(経営構造の根本的な転換)の違いをよく理解し、時流に合わせバランスよくマネジメントすることと、ファミリービジネスの特徴(強みと弱み)では強みとして、意思決定の速さや時代の変化に柔軟に対応できること、また社員や地域との結びつきが強い面がある一方、弱みはレガシー(過去の業績)に依存しすぎるがゆえに引き起こしやすい経営の硬直化があるため、衰退を防止するための手段として、ファミリーガバナンス(統治・統制)を構築すること、品性(資本)を高めることが必要であることを学びました。

道経一体思想を学ぶにあたり、近藤教授のファミリービジネス論のご講演で、参加企業の皆様も日常の経済活動の諸問題について、頭の整理が出来て、明日への希望が湧いてきたとの声を多数頂きました。

今回の経済講演会では、良き機会を頂きましたこと改めて感謝申し上げます。

コラム

日本道経会理事を拝命して

三重県四日市市で建築板金を営んでおります、有限会社 伊藤鈑金工作所の伊藤豪人と申します。此の度、三重支部前代表幹事 鈴木規子氏の後任として、令和6年4月より三重支部代表幹事そして5月の全国総会で日本道経会理事を拝命いたしました。 日本道経会に入会してからは、三重支部歴代3名の代表幹事の元、支部事務局長として裏方で会員皆様のお世話をさせていただいてまいりました。そのような私が、後任の代表幹事の大役をいただき身の引き締まる思いです。今後は歴代代表幹事様を初め諸先輩方並びに、...続きを読む